建通新聞社四国
2015/03/02
【徳島】阿南中央医療センター プロポで設計者
徳島県厚生農業協同組合連合会(JA徳島厚生連 徳島市北佐古一番町5ノ12)は、阿南医師会中央病院と阿南共栄病院を統合して新設する(仮称)「阿南中央医療センター」の設計者をプロポーザルで選定するため、数者に指名通知した。3月下旬〜4月に最優秀者を決定、2015年度に設計を進め、16年度の着工、17年度の完成を目指す。
計画では、現在の阿南医師会中央病院敷地内(阿南市宝田町川原2)に新たに4〜5階建て、約250床の新病棟を建設する。免震性を確保し、県南地域の災害拠点病院としてヘリポートを設ける予定。
統合は既に合意済みで、阿南医師会が中央病院の経営権をJAに譲渡する予定。阿南中央医療センターの病床数は約390床を予定しているが、現在の阿南医師会中央病院が229床、現在の阿南共栄病院(JAが運営・阿南市羽ノ浦町中庄)が343床であることから、全体の病床数は統合前よりも減少する。