3月21日の開通に向けて、外側線引きなど仕上げの工事が進む東九州自動車道佐伯IC〜蒲江IC間(約20`)で19日、報道関係者を対象に見学会が開かれた。
参加者は舗装工事を終えた区間や完成したトンネルや橋梁を見て回り、佐伯河川国道事務所職員から工事進捗状況の説明を聞いた。
同区間に設けられた9トンネルと15橋梁は、路肩が広く設計されていて走りやすいほか、対向車との正面衝突を防ぐため剛性中央分離帯と、万一の交通事故発生の際に、事故処理を迅速にするなどのため脱着式ガードレールが設置されている。途中には、佐伯堅田ICも出来た。
また、同区間は国の直轄事業で整備されたため通行料は無料。
東九州自動車道は、3月1日には宇佐―豊前間の開通も予定されており、同21日には県内の全線が開通する。
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大分建設新聞社