建通新聞社(神奈川)
2015/02/18
【神奈川県】秦野精華園の指定管理期間を1年間延長 移譲に向けかながわ共同会と協議
神奈川県は、秦野市にある秦野精華園について、現在の指定管理者である社会福祉法人・かながわ共同会と移譲に向けた協議を継続するため、指定管理期間を1年間延長。現在の指定期間となっている「16年3月31日まで」を「17年3月31日まで」とする。同議案を17日に開会した県議会に諮る。
秦野精華園(秦野市秦野市矢名3ノ2ノ1)は知的障害者支援施設。敷地面積2万3749平方b、施設は延べ7638平方b。管理サービス棟、居住棟、地域サービス棟などがある。1990年の建築。入居定員は110人。通所定員は60人。指定管理者は、社会福祉法人・かながわ共同会(厚木市下荻野1215ノ1)。
同種の事業が民間でも行われているため、「県立障害福祉施設等あり方検討委員会」の意見などを踏まえて、民間移譲を検討することとした。移譲先は管理運営実績などを考慮して、現在の指定管理者であるかながわ共同会を想定。今後、@事業・運営体制の見直しA土地と老朽化した建物の取り扱いB利用者・家族の理解−などを協議する。