日刊建設工業新聞
2015/02/13
【鳥取】県社会福祉審/国庫補助21件の優先順決める
県社会福祉審議会がこのほど開かれ、2015年度に社会福祉施設等施設整備事業で計画している県内の社会福祉施設整備21件の優先順位を決めた。今後の国庫補助協議に向けて、審議会であらかじめ定めている選定基準で優先順位を決めたもので、定員を増加させる整備9件を優先させ、その後、定員の増加を伴わない建て替え、改修等の整備9件を10位から18位に選定。定員を増加させる整備3件を19位から21位に選んだ。21件の対象経費実支出額は8億5300万円で、そのうち法人の負担額は3億5100万円。計画概要は次の通り(優先順位の上位から。金額は、対象経費の実支出額)。
※定員を増加させる整備
▽社会福祉法人遊歩(角喜美江理事長)=米子市=定員7人の「第2夜見われもこうの家」創設。グループホーム(GH)5人、短期入所2人。事業費約6100万円。
▽社会福祉法人遊歩(角喜美江理事長)=米子市=定員7人の「第3夜見われもこうの家」創設。GH5人、短期入所2人。同約5600万円。
▽社会福祉法人地域でくらす会(井上徹理事長)=米子市=定員20人の「デイリーにしくら(仮称)」創設。生活介護20人。同約6400万円。
▽特定非営利活動法人大地(河原道弘理事長)=日吉津村=定員20人の「いちごの広場」創設。就労継続B14人(生活介護6人)。同約5000万円。
▽社会福祉法人鳥取県厚生事業団(山本光範理事長)=南部町=定員5人の「ふるさとホーム」創設。GH5人。同約5200万円。
▽社会福祉法人鳥取県厚生事業団(山本光範理事長)=南部町=定員5人の「ふるさとホーム」創設。GH5人。同約5200万円。
▽社会福祉法人鳥取県厚生事業団(山本光範理事長)=湯梨浜町=定員4人の「はしづホーム」創設。GH4人。同約4800万円。
▽特定非営利活動法人ひまわり倶楽部(曽根節男理事長)=米子市=定員8人の「グループホームひまわり倶楽部」大規模修繕。GH8人(整備前6人)。同約500万円。
▽社会福祉法人敬仁会(藤井啓子理事長)=倉吉市=定員5人の「はあとハウスこすもす」創設。GH5人(同3人)。同約3100万円。
※定員の増加を伴わない建て替え、改修等の整備
▽▽社会福祉法人鳥取県厚生事業団(山本光範理事長)=湯梨浜町=定員60人の「羽合ひかり園」大規模修繕。障害者支援施設60人。同約1800万円。
▽社会福祉法人もみの木福祉会(吉持武平理事長)=米子市=定員60人の「もみの木園」大規模修繕。障害者支援施設60人。同約4300万円。
▽社会福祉法人敬仁会(藤井啓子理事長)=倉吉市=定員5人の「はあとハウス敬仁」創設。GH5人。同約3100万円。
▽株式会社Mao(松下弘美代表取締役)=境港市=定員10人の「(株)Mao障がい者通所支援事業」大規模修繕。放課後等デイ、児童発達支援10人。同約500万円。
▽社会福祉法人養和会(廣江惠子理事長)=米子市=定員20人の「はばたき」大規模修繕。宿泊型自立支援20人。同約300万円。
▽社会福祉法人柿木村福祉会(榊原千恵子理事長)=大山町=定員20人の「柿木村共同作業所」改築。就労継続B20人。同約6300万円。
▽特定非営利活動法人スペル(田原美恵子理事長)=鳥取市=定員20人の「明日葉」大規模修繕。就労継続B、自立訓練(生活訓練)20人。同約200万円。
▽社会福祉法人鳥取こども学園(尾崎俶子理事長)=鳥取市=定員20人の「はまむら作業所」大規模修繕。就労移行20人。同約100万円。
▽社会福祉法人手をつなぐ福祉会(本多達郎理事長)=鳥取市=定員40人の「かめの会作業所」創設。就労継続B40人。同約8800万円。
※定員を増加させる整備
▽社会福祉法人トマトの会(福谷則枝理事長)=北栄町=定員5人の「グループホームトマト」創設。GH5人。同約5900万円。
▽特定非営利活動法人お菓子屋くれぱす(岩佐美穂理事長)=定員10人の「お菓子屋くれぱす上道店」創設。就労継続B10人。同約2500万円。
▽社会福祉法人トマトの会(福谷則枝理事長)=北栄町=定員5人の「グループホームトマト」創設。GH5人。同約9500万円。