建通新聞社四国
2015/02/09
【香川】さぬき市分庁舎 寒川支所付近に
さぬき市は1月30日、「市庁舎のあり方に関する基本構想」の素案を公表し、現在の寒川支所付近に分庁舎を整備することを明らかにした。整備の時期については、合併特例債の期限の関係で遅くても2017年度に着工する。基本・実施設計に着手する時期は今後、総務委員会で基本構想を発表し承認を受けてから決定する。
建設する分庁舎の規模は3階建て延べ4500平方b。構造は未定。概算事業費は約20億円を見込む。分庁舎の建設予定地は寒川支所(寒川町石田東甲931)付近。
分庁舎機能は防災拠点となる危機管理室を設置。その他健康福祉部、市教育委員会も入る。
本庁舎(志度)の機能は現行とほぼ変わらない。また、上下水道部などが入る大川庁舎(大川町)については、現施設を使用する。津田支所と長尾支所は新しい部分以外は解体し、出張所や社会福祉協議会の支所となる。
また、長尾庁舎跡地は近隣に学校があることから教育関係の施設や老朽化している公民館の代替施設としての利用も検討している。津田支所と長尾支所は分庁舎が完成してから解体する。
現在の寒川支所については、耐震性などの問題もあり建て替えを行い、庁舎とは別の施設として利用していく考え。