建通新聞社四国
2015/02/03
【愛媛】ちぬやHDの四国工場 今夏造成着工へ
ちぬやホールディングス(三豊市豊中町本山乙708 今津秀社長)は、西予市に四国工場新設を計画しており、2017年春の本体着工へ向けて申請手続きなどを進めている。15年夏までには現地で造成に着工する方針。
建設地は西予市宇和町皆田1360ほかで、フジデリカ・クオリティ宇和工場跡地とその周辺農地。敷地面積は約2万5100平方b。新工場の規模は工場棟が鉄骨造2階建て延べ1万1168平方b。あわせて鉄骨造2階建て延べ1540平方bの研修センター棟も併設する。
工場の能力は1日150万食の冷凍食品を製造するキャパシティを目指している。現在は基本プランニング段階として設計業者は非公表。
今後、開発許可や排水処理などの申請手続きを進め、17年春ごろ入札で施工者を選定する見通し。土地費用を除く概算事業費は25億円。18年春の稼働を目指す。