建通新聞社四国
2015/01/27
【高知】高知一宮団地 15年度造成着手
高知県商工労働部は、2015年度に高知一宮団地の造成工に着手する計画。15年度当初予算見積もりで特別会計の工業団地造成事業費に10億5196万円を要望している。発注時期は用地取得や都市計画決定の手続きの状況次第で流動的。また、南国日章団地の開発に向けては、用地取得費を15年度の補正予算で計上する予定となっている。
高知一宮団地は、高知市と共同で整備する。逢坂峠近くの採石場跡地約12fを開発し、うち約5fを分譲面積とする計画。現状は土地が3段になっており、14年度末まで進める実施設計の中で、そのまま地形を生かすか、切土や盛土で1〜2段にするかを決める。
県は造成工を発注し、市は団地内の道路、公園、調整池などの関連工事を発注する。16年度中の分譲開始を予定。実施設計はセイミツ(高知市)が担当。
南国日章団地は、南国市と共同で開発する。南国バイパス(国道55号)と県道南国野市線に挟まれた物部、田村、立田にまたがる約15fを開発し、うち約11fを分譲面積とする計画。17年度までに県が造成工、市が関連工事を発注し、18年度の分譲開始を目指す。実施設計は第一コンサルタンツ(高知市)が担当。