日本工業経済新聞社(茨城)
2015/01/22
【茨城】県企業局が浄水場の管理運営体制、再構築へあり方検討
県企業局は、安全で安心な水の安定供給を維持していくため、県企業公社、民間企業との役割分担を見直し、浄水場の管理運営における望ましい連携のあり方を検討している。
工業用水道専用である那珂川浄水場の管理運営体制を見直し、2016年度から新たな役割分担などを取り入れた管理運営を試行的に行うもの。
昨年4〜5月にかけて他県の調査結果を分析したほか、6〜8月には課題の抽出と対応策の検討、9月には民間企業との意見交換、そして10月から局、公社、民間企業の役割分担、委託方針の検討を進めている。
来年度には業者選定や契約といった具体的な手続きを進め、16年度から新たな役割分担などに基づく管理運営体制の試行開始を予定している。