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建通新聞社(岡山)
2015/01/21

【岡山】玉野市 全天候型の自転車競技場の可能性を検討

玉野市産業振興部は、公共施設等運営権を活用した公園施設整備等事業の事業化検討調査をパシフィックコンサルタンツ(岡山市)に委託して進めている。
 玉野市は都市マスタープランの地域別構想で、宇野・築港地域に市が設置している玉野競輪場について、「魅力向上に向けた多面的な活用方策や整備方策を検討するなど施設の有効活用によるまちの活性化に努める」ことをまちづくりの整備方針としている。そこで、2020年東京オリンピックの自転車競技に出場する海外選手向けの合宿誘致や若手競技者の育成の場として近隣自治体との自転車競技場の共同利用を図ることなどを仮定し、競輪場に隣接する日之出公園駐車場用地に全天候型(ドーム型)の自転車競技場(公園施設・運動施設)を新設するという整備構想について実現可能性を検討するもの。施設の規格はヨーロッパなどで主流となっている250bバンクを想定しているという。
 現在の競輪場周辺の機能との連携も図りながら、まちのにぎわいにつながるような公園施設として全天候型競技場を位置付けており、PFI法の公共施設等運営権を活用した民間資金による公園施設整備等事業の事業化の実現可能性について調査。3月6日までに事業化に向けた実施方針などを検討し取りまとめていく。