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福島建設工業新聞社
2015/01/15

【福島】復興公営住宅/小名浜大原の建設要請/県がUR都市機構に

 県は14日、UR都市再生機構に対し、いわき市小名浜大原地区の復興公営住宅建設要請を行った。同市内郷宮町地区に続く第2弾となる。
 小名浜大原字丙新地ほか地内約0・6fに、集合住宅1棟約54戸を整備する。基本設計は総合評価・一般競争(協定型一括入札)により窓建コンサルタントに決定しており、昨年11月末まで基本設計と目標工事費算定、今年2月15日まで積算業務を行っている。
 今後、URがこれまで採用している実施設計+工事の総合評価方式手続きに入るとみられる。
 建設要請初弾の内郷宮町地区は、乙型JVで発注するため、12月17日付で詳細条件審査型一般競争(総合評価)を南、北工区に分け公告。22日まで参加申請を受け付けている。いずれもPC造4階建て1棟36戸。北工区がポンプ室等付属建物含め延べ2947平方b。南工区が延べ2944平方b。開札は南が3月3日、北が同5日。工期28年6月。設計は環総合・アーバンテクノス設計共同体。
 25年11月に、県とURが締結した災害公営住宅の整備協定に基づき、いわき市に建設する1760戸のうち1000戸分をURが整備する。県が敷地を確保した上で、URが建設事業を行い、完成後に施設を県がURから買い取る。このほか北好間中川原地区300戸、泉町本谷地区250戸、勿来酒井地区100戸、常磐2地区150戸などをURに要請する予定でおり、敷地や戸数が確定した時点で個別の団地ごとに建設要請を行う。