建通新聞社四国
2015/01/13
【徳島】小松島市 新斎場は現斎場の西側
小松島市は、火葬場施設の建設に向けて1月26日まで都市計画素案を縦覧中で、併せて新葬斎場を現斎場の西側に建設することを明らかにした。火葬炉整備・保守管理・火葬業務の外注先は公募型プロポーザルで2月下旬に特定する。基本設計は東畑建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)でほぼ終えており、近く実施設計に着手する。
建物の工事発注は15年度第3四半期〜16年度末となる。建設地は田野町字赤石北にある現斎場付近。田野川と西側の南北方向の市道に接する約5600平方bの敷地は長方形状で、現斎場部分は解体後、駐車場、緑地、小広場、ベンチなどを整備する。
新葬斎場の規模は一部2階建て延べ約1200平方b。内部は東側に車寄せ、エントランスホールを配置。炉は3基設けることから、光庭、待合室、告別(拾骨)室、回廊の各施設を3列配置する。炉室とバックヤードはさらに西側に配置する。事務室とトイレは1階の南東側に、2階は炉室の上部に炉機械室、津波避難を目的に外部階段と屋上避難スペースを置く。