日本工業経済新聞社(山梨)
2015/01/08
道志村中学校建て替え 建築・機械は一括
小・中学校建て替え事業で道志村は、第1期分として中学校校舎から工事を始める。建築主体と機械設備を一括発注し、郡内業者5社を指名済み(総合評価)。13日に入札執行となる。電気設備については、近く郡内業者を数社指名し、月末に入札を予定する。施工業者が決まれば、今月下旬に臨時議会を開き、議会承認後に着工していく。
1期と2期(小学校校舎建て替え)分の総事業費は12億から13億円程度で、本年度当初予算には、中学校建て替え工事に5億2520万9000円を計上した。
新しい中学校は、RC造2階建てで延べ床面積1481u。小学校もRC造2階建て。延べ床面積は2855uの規模。床や廊下、階段などの内装に木質化を図る。太陽光発電設備の設置予定はない。
同村の児童生徒が減少傾向にある小規模校の特色を活かし、小中学校の連携が図れるよう一体的な建物になる。校舎北側が中学校、右側が小学校で、中央部分は小中共有の施設として図書館や多目的スペース。1階が職員室や特別教室、2階が普通教室とした。
一方、第2期として計画する小学校建て替え工事は、既存中学校校舎の解体後に建設。来年度の当初予算案に工事費を要望していく。
小中学校校舎の改築実施設計は、佐藤設計企画室(富士吉田市上吉田915−9)が担当している。