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建通新聞社(神奈川)
2014/12/24

【神奈川】川崎市 対岸の世田谷区と連携・協力へ包括協定

 川崎市は12月24日、世田谷区との間で、地域の活性化と持続的成長に向けた連携・協力について包括協定を締結した。相互の資源や特長を生かしていくのが狙い。川崎市の福田紀彦市長は協定書を交わし、「街道、鉄道、多摩川でつながっている二つの自治体が一体的に交流することで、良いまちづくりができ、人口230万人のスケールメリットがで生まれてくる」と話した。また、世田谷区の保坂展人区長は「多摩川を隔ての川ではなく結びの川にすることでいろんな可能性が広がっていく」と語った。
 連携・協力して取り組む主な内容は次の通り。
 ▽新たなエネルギー施策などによる持続可能なまちづくり(水素エネルギーなどの普及・活用に向けた取り組み、共同研究など)▽多摩川など多様な地域資源の活用による賑わいのあるまちづくり(鉄道、街道、多摩川を介して地域間の連携・交流など)▽応急対策などの相互連携による安全・安心のまちづくり(応急対策、復旧・復興対策など災害時相互協力体制の検討など)