建通新聞社(神奈川)
2014/12/17
【神奈川】UR都市機構東日本賃貸住宅本部 洋光台中央施設活性化方策を検討
UR都市機構東日本賃貸住宅本部は横浜市磯子区の洋光台団地について、中央施設活性化方策を検討する。2015年2月中に業務を委託し、6月30日までの納期で作成。この成果を基に具体策を検討する。
業務内容は@団地内施設の活性化・在り方A広場改修に伴う施設再編の方針B管理運営計画−の検討など。
同団地は横浜市と日本住宅公団(現・都市再生機構)により1966年から開発された。場所は横浜市磯子区洋光台1〜6丁目。約209fの地区に約2万6208人(約1万2000世帯)が居住している。団地内にはサンモール洋光台商店街、SHOP27専門店街商店街の商店街の他、イトーヨーカドーなどのスーパーマーケットがある。
居住者の高齢化が進む中、URは持続可能なまちづくりのために「ルネッサンスin洋光台」プロジェクトを展開中。この事業の一環で、JR洋光台駅前の洋光台中央団地内広場(通称・サンモール洋台駅前広場)の改修を計画。建築家の隈研吾氏がデザインアドバイザーを務めている。14年度末までに基本・実施設計を進め、15年度に工事、同年度中の完成を目指す。
約2000平方bの広場では、閉ざされたイメージの「PLAZA」ではなく、外部と街とをつなぐ懐かしさを感じる「街の縁側」のような空間を目指したいた整備が行われる予定。
今回の検討は、広場改修の効果を発揮するための施設再編の方針を検討し、団地内施設の活性化を図るもの。