建通新聞社四国
2014/12/17
【愛媛】松山市が1月に耐震工事10棟発注
松山市は、小・中学校施設の耐震化対策として、耐震補強と改造工事を2015年1月に10棟、発注するほか15年度に番町小など11校16棟で計画し、設計を3者で15年3月を期間に進めている(表参照)。14年度に設計を行い、15年度の補強・改造工事着手を目指す。
松山市は、全ての小中学校の耐震診断を05〜07年度に実施し、07年1月に学校施設耐震化推進計画を策定し整備を進めている。計画策定当初、整備完了年次を21年度としていたが、17年度完了に前倒ししている。
耐震補強では鉄骨ブレース設置や耐震壁増設などの補強。改造では防水や外壁改修、バリアフリー、トイレ改修、各諸室改修、老朽化設備機器(機械・電気)の更新などのほか、番町小・素鵞小・浮穴小・余土小・道後中では太陽光システム(10`h)の設置が検討される。