日本工業経済新聞社(山梨)
2014/12/10
【山梨】県社会福祉事業団 桃源荘旧館改築工を公告
社会福祉法人山梨県社会福祉事業団は10日、「桃源荘旧館改築工事(電気・機械・給排水・昇降機設備含む)」の一般競争入札を公告。予定価格は税込みで11億2860万円−とした。入札および開札は、来年1月26日に行われる。
入札の参加資格は、自主結成の3者JV。このうち代表構成員は、県内に本店があり経審の建築一式に係る総合評定客観値(P点)が「1000点以上」および経営状況分析評点(Y点)が「750点以上」。
構成員も、県内で経審の建築一式に係る総合評定客観値(P点)が「800点以上」および経営状況分析点(Y点)が「600点以上」とした。
新しい桃源荘の建物は、既存旧館(RC造2階建て)の解体後に、RC造2階建て、延べ床面積約4020・16u(建築面積2380・05u)の規模を建設。屋根は、合成高分子加硫ゴム系シート防水とし、また外壁は吹き付け材一部タイル張りとする。
同改築工事には、一部アスベスト処理を含む旧館、既存諸建物、工作物を解体と駐車場および舗装、植栽工事ほか外構整備なども含まれる。
桃源荘は、時代に即した施設サービスを提供するため、1、2階に8ユニット(74床)の個室を整備。16年度からの事業開始を目指す。新館については、そのまま残す。
なお旧館改築工事の設計業務はサテライトと同様、佐野正秀・山形一級建築士事務所JVが担当した。