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建通新聞社(神奈川)
2014/12/05

【神奈川】UR都市機構東日本都市再生本部 花月園競輪場跡含む10・5f「横浜市鶴見一丁目地区」 基盤整備と既存除去の設計をURリンケージに

  UR都市機構東日本都市再生本部は、横浜市鶴見区内の花月園競輪場跡地など「横浜市鶴見一丁目地区」の基盤整備基本・実施設計の委託先をURリンケージ(東京都中央区)に決めた。総合評価方式による一般競争入札で選定。契約予定額は3280万円。2015年7月31日までの納期で作成する。
 設計対象は花月園競輪場跡地8・1fを含む約10・5f。基盤整備と既存除去について工事発注図書作成、既存施設の除却設計、数量計算、積算などを行う。
 概要は整地10・5f。道路は、▽主要道路−幅12b、延長480b▽線路沿い道路−幅12b、延長250b▽区画道路−幅6b、延長230b▽既存道路−幅6b、延長70b▽寄付道路@−幅4・5b、延長110b▽寄付道路A−幅4・5b、延長140b▽寄付道路B−幅6b、延長80b▽寄付道路C−幅7b、延長10b。排水下水道管は922b。擁壁はL型擁壁7カ所、石積擁壁6カ所。防火水槽は4カ所(40d)。除却は花月園競輪場と付帯施設、花月園子供センター、体育館など計22棟。
 事業の名称は「鶴見一丁目地区住宅市街地総合整備事業」。国土交通省が14年度新規事業として採択した。事業期間は14〜20年度を見込む。10年3月に閉鎖した花月園競輪場の跡地にURが防災公園と住宅地を開発し、防災公園を横浜市に、住宅地を民間事業者に売却する計画。花月園競輪場跡地8・1fと宿舎跡地などの民有地をURが取得する。
 防災公園として横浜市に売却するのは、エリア内北西側の競輪場バンク跡約4・3f。防災公園の基本設計はURリンケージが担当。東南側約4・5fはひな壇状の住宅地とし、開発後、民間に公募売却する。跡地の東側、線路側には大和ハウス工業・三信住建・京浜急行電鉄が所有するJFE岸谷社宅跡地(現状更地、一部駐車場)約2・4fが隣接している。URは大和ハウス工業らと共同で全体約10・5fのまちづくりを考え、URが一体的に基盤を整備する。