福島建設工業新聞社
2014/12/05
【福島】県医療機器開発安全性評価センター/建築19日まで参加申請/4分割、一般競争公
県は5日、郡山市に建設する医療機器開発・安全性評価センター(仮称)整備工事の一般競争を公告した。4分割で建築はWTO対象の価格競争、設備3件(電気、空気調和、給排水衛生ほか)は総合評価(復興型)。
いずれも単体か2〜3者JVの混合入札で、建築工事が入札参加申請期限19日、27年1月28日午後1時半入・開札。資格事後審査の設備が郵便入札で、差出期限27年1月5日、開札が建築の1週間前の27年1月21日で、午後1時半から1時間刻み。
対象者は、建築工事が特定建設業許可業者で、単体とJV代表が経審(建築一式)総合評定値1000点以上、JV代表者外が800点以上。
各設備は、単体とJV代表が対象発注種別での県内A等級、JV代表者外が全国A・B。
入札参加者の企業実績要件(過去15年内)として、延べ床面積1500平方b以上か3階建て以上(建築はSRC造、RC造またはS造も条件)の新営工事(新・改・増築)施工実績を設定した。建築はJV代表者外を含む全者、設備は単体とJV代表が実績要件を満たす必要がある。
入札手続き関係の窓口は、県商工労働部産業創出課医療関連産業集積推進室(県庁西庁舎10階)024(521)8568。
県復興計画の重点施策「医療関連産業集積プロジェクト」の中核拠点。国内で初めて、大型動物を用いた医療機器の安全性評価などを実施し、医療機器の開発から事業化までを一体的に支援する施設として県が、郡山市富田町の旧農業試験場跡地に建設する。
建物は大きく3棟で構成、建物総面積1万1529平方b。2階建てが基本で、機械室を置くE棟(動物実験棟)が3階構成になる。各建物は@E棟=S造3階(基礎免震)4008・99平方bAS棟(研修・管理部門、模擬研修・実験部門)=S造4690・68平方bBW棟(試験棟)=S造2182・53平方b、RC造569・51平方b。別棟でE棟裏手に、マニホールド、ポンプ、受水槽等を収めるF棟RC造平屋77・5平方bも整備する。
設計は久米設計東北支社、郡山市富田町字若宮前・同字満水田地内、工期28年9月30日。