日本工業経済新聞社(山梨)
2014/11/27
【山梨】甲府市が12月補正案に排水機場用地費
甲府市は、2014年度の12月補正予算案をまとめた。一般会計の補正は、専決処分2件と事業費関係1件。事業費関係の主な補正では、濁川の排水機場建設用地(砂田町)の取得に1億3700万円、新たな埋立ごみ運搬処分支援に1億円など。
新たな埋立ごみ運搬処分支援では、市内で見つかった埋立ごみ(1カ所)について、事業者による処分費用の半分を補助する。
ごみ処理施設関係では、地域振興施設事業に係る用地取得が来年度になったことに伴い、甲府・峡東ごみ処理施設事務組合負担金1億1036万7000円を減額。
土木費では、住宅管理で、退去などに係る空き部屋の修繕に伴い、委託料558万4000円、需用費750万円を追加。また、橋梁長寿命化修繕事業で、制度の改正に伴う修繕計画の更新業務委託に598万4000円を追加した。
一方で、甲府駅周辺土地区画整理事業で国庫補助金の確定に伴い事業費3億480万円を減額し、旧五割川改修に係る用地取得が翌年度以降になったことにより工事費821万4000円も減額する。
農業関係では、大雪で被災したビニールハウスや農作業用施設の再建、修繕などに対する補助金4843万5000円、農地基本台帳整備に係るシステム改修など委託料に111万1000円。
観光費では、甲府駅南口に建設予定の(仮称)総合案内所の床面積の増加に伴う実施施計委託料の増額に38万1000円を追加した。
一方、専決処分は、第5号補正(10月28日処分)で、経年劣化により破損した住吉第一堰の改修および取水経費3179万4000円、第6号補正(11月21日処分)で衆議院議員総選挙と最高裁判所裁判官国民審査の執行に伴う経費6312万6000円。