北海道建設新聞社
2014/11/25
【北海道】道財務局が札幌・南新川宿舎跡地2万uを売却−公共取得対象で
北海道財務局は、未利用国有地の公用・公共用の取得要望を受け付ける物件に、札幌市北区北21条西13丁目の国家公務員宿舎南新川住宅跡約1万9000m²など6カ所を追加した。いずれも2015年2月20日まで受け付ける。
取得要望の受け付けは自治体や公益法人などを対象とし、保育所、介護施設といった施設整備を目的とする場合は、定期借地による貸し付けが可能となることもあるとしている。
札幌市内は2カ所。北区北21条西13丁目1の国家公務員宿舎南新川住宅跡には建物9棟、延べ9624m²が残る。敷地面積は1万9412m²。新川通沿いにあり、北大や札幌工高などの学校施設が立ち並ぶ場所。用途地域は建ぺい率60%、容積率200%の第1種住居地域となっている。
北区篠路町福移156の68、同69は相続の関係で財務局に物納された物件で、8329m²の大きさ。市街化調整区域で、建ぺい率60%、容積率200%。
このほか、延べ2617m²の建物が残る函館市上新川町28の1の2051m²(第2種住居)や、公務員宿舎跡で延べ349m²の建物がある新ひだか町静内こうせい町2丁目8の2、15の1の1621m²(同)、北竜町和2の18の483m²(指定なし)などを盛り込んだ。