日本工業経済新聞社(群馬)
2014/11/06
【群馬】土木学会関東支部群馬会がコンクリート研究会を開催
土木学会関東支部群馬会は5日、前橋工科大学で『第10回コンクリート研究会』を開いた。当日は、県内外から約160人が集まり、コンクリート舗装をテーマとした講演に耳を傾けた。この研究会は、全国生コンクリート工業組合連合会とセメント協会、日本コンクリート工学会関東支部の共催、群馬県建設技術センターの後援で開催された。
開会にあたり、群馬県生コンクリート工業組合の小林美知夫理事長が「コンクリート舗装は官庁などが採用に向け、前向きに検討が進められている。施工時にはさまざまな問題が出てくると思うが、そういった時のためにもきょうの講演を役立ててほしい」とあいさつした。
その後、講演へと移り◇コンクリート舗装推進会議の梶尾聡氏が『コンクリート舗装の概要』◇鹿島道路の加形護特別参与が『コンクリート舗装技術と課題について』◇国土交通省関東地方整備局の水川靖男氏が『道路舗装の長寿命化について』◇広島大学の佐藤良一特任教授が『コンクリート舗装の長寿命化に向けて』◇県県土整備部道路整備課道路企画室の本木秀典補佐が『群馬県の道路整備構想』−の演題でそれぞれ説明を行った。