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福島建設工業新聞社
2014/11/06

【福島】石油資源開発/2基約120万KW規模で計画/相馬港の天然ガス火発建設

 相馬港4号埠頭でLNG(液化天然ガス)受入基地を建設中の石油資源開発梶i東京都千代田区、渡辺修社長)は、基地に隣接して「仮称・相馬港天然ガス発電所」の設置を計画。29年着工、32年運転開始を目指し、環境影響評価法に基づく計画段階環境配慮書の縦覧手続きを開始した。
 同社は、東北地域での天然ガス安定供給能力の向上と、東日本大震災からの復興を支援するため、相馬港にカナダ産シェールガスを受け入れる大型貯槽タンク、外航船受入バース、出荷設備等を建設し、同港から新潟・仙台ライン(名取市)に接続するパイプライン約40`等を敷設する。LNG基地は10月に着工した。
 同発電所はLNG基地を利用した天然ガス火力発電所として建設。発電設備は、ガスタービンと汽力を組み合わせたコンバインドサイクル発電方式とする。高温高圧な燃焼ガスの熱膨張エネルギーによりガスタービンを回転させて発電。その際に生じる高温な排ガスの熱エネルギーを利用して蒸気を発生させ、蒸気タービンを回転させて複合発電する仕組み。
 出力規模は約60万KW(`h)2基で、約120万KWとする。発電所は4号埠頭に建設、処理後の水は5号埠頭から放水する計画。燃料の天然ガスは年間約100万d使用する見込みだ。
 プラント工事、取放水設備関連工事は29年着工を予定。1号機は32年1月、2号機は同4月運転開始を目指す。
 環境影響評価手続きは今後、配慮書に対する意見も反映した方法書を作成。現況調査・予測・評価結果に基づく準備書の作成、評価書の取りまとめと続く。配慮書は東京パワーテクノロジー(東京都江東区)が作成した。