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県は、森林法の規定に基づき、西毛地域森林計画案と、利根上流地域森林計画、利根下流地域森林計画、吾妻地域森林計画の変更計画案をまとめた。西毛地域森林計画案では林道の開設について、２０１５年度から24年度までの10年間で、１０８路線、２７２・１�qを計画している。拡張は３２４・６�q、治山は２２２地区を見込む。利根上流、利根下流、吾妻ではそれぞれ、林道の新設路線を追加する。
西毛地域森林計画案は、15年４月１日から25年３月31日までを期間としており、林道の開設や拡張、実施すべき治山事業の数量などを定めた。
林道の開設は１０８路線、２７２・１�qを計画。市町村別の内訳は◇高崎市27路線、38・７�q◇安中市６路線、10・４�q◇藤岡市13路線、39・７�q◇上野村13路線、39・８�q◇神流町11路線、33・５�q◇富岡市12路線、21・９�q◇下仁田町11路線、33・２�q◇南牧村13路線、38・２�q◇甘楽町２路線、16・７�q−。
一方、既存路線の拡張（改良、舗装）は◇高崎市76路線、88・５�q◇安中市44路線、31・９�q◇藤岡市16路線、35・７�q◇上野村17路線、44・４�q◇神流町24路線、43・８�q◇富岡市14路線、25・５�q◇下仁田町13路線、９・６�q◇南牧村15路線、13・７�q◇甘楽町11路線、31・５�q−。計２３０路線、３２４・６�qを見込んでいる。
また、実施すべき治山事業の数量は◇高崎市42地区（うち前半５年分21地区）◇安中市20地区（同10地区）◇藤岡市15地区（同８地区）◇上野村22地区（同11地区）◇神流町19地区（同10地区）◇富岡市14地区（同７地区）◇下仁田町38地区（同19地区）◇南牧村34地区（同17地区）◇甘楽町18地区（同９地区）−。合計すると２２２地区（同１１２地区）で、いずれも渓間工や山腹工、本数調整伐などを行う。
また、間伐立木材積その他伐採立木材積は、総数２２９万立方ｍ（針葉樹２０９万立方ｍ、広葉樹20万立方ｍ）、間伐面積は総数２万２４００ha、人工造林および天然更新別造林面積は総数２２２０ha（人工造林１４１０ha、天然更新８１０ha）としている。
利根上流地域森林計画（11年４月１日から21年３月31日）の変更計画案については、みなかみ町の手小屋線（２・０�q）など２路線の新設を追加し、トータルで53路線、１２３・１�qの計画とする。
利根下流地域森林計画（12年４月１日から22年３月31日）の変更計画案では、渋川市の渋川上ノ原線（１・０�q）など６路線の新設を追加するとともに、桐生市の小倉線（２・５�q）を削除し、トータル１２６路線、１９７・３�qとする。
吾妻地域森林計画（13年４月１日から23年３月31日）の変更計画案では、高山村の細久保小峠線（３・０�q）の新設を追加し、トータル60路線、１１１・１�qとする。