北海道建設新聞社
2014/10/07
【北海道】オカモトHDが帯広市内に全国最大級のスポーツクラブを計画
オカモトホールディングス(帯広市東4条南10丁目2、岡本謙一社長)は、帯広市西19条南2丁目の商業施設跡地に、プールや温浴施設を備えたスポーツクラブJOYFITいっきゅう店を新築する。施工業者を選定中で、年内は敷地にある旧施設を解体する。2015年秋のオープンを目指す。
建設地の商業施設は、福原(本社・帯広)がスーパーフクハラいっきゅう店として開設。その後、スーパーが隣接地に移転し、紳士服店などが入ったが空き店舗となり、動向が注目されていた。
新施設の規模はS造、平屋一部2階、延べ約3300m²。25mプールのほか、レッスンスタジオ(2面)、マシンジムスペース(462m²)や温浴施設、ホットヨガスタジオを配置し、オカモトホールディングスでは「スポーツクラブとしては全国最大級」と話す。温浴施設は銭湯としても利用できるようにして集客を見込む。敷地内にはサッポロドラッグストアーとセブンイレブンが出店する。
旧施設の解体は宮坂建設工業が担当し、年内には終える考え。本体着工は15年春を予定するが、それに先立って温浴施設用のボーリング作業も進める。温泉が湧き出るのは地下1500mと想定されるため、温泉とするか、井戸水を使うかはボーリングの結果を見て判断する。基本デザインはウォーク空間デザイン(金沢市)が手掛けた。