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建通新聞社
2014/10/06
【大阪】府内初 岸和田市内のため池に水上発電設備
大阪府内で初となる水上太陽光発電設備が岸和田市尾生町のため池に導入される。同市神於山土地改良区（原一男理事長）と大和リース（大阪市中央区）が共同で設置する計画で、２０１４年度中に正式に契約し、15年４月の着工、７月の完成を目指す。府は、他のため池にも広げていくため、同事業をモデルケースとしてＰＲ活動を積極的に展開したい考えだ。
設置場所は岸和田市尾生町４００６（神於山土地改良区内）にある傍示池。設置面積は約１万平方㍍に及び、太陽光パネルの出力規模は１㍋㍗を想定する。推定年間発電量は一般家庭３２０世帯分の消費電力に相当する約１１５万㌔㍗時。
同事業は、土地改良区が管理するため池（水面）の使用許可を発電事業者に与え、発電事業者が太陽光発電設備を水面に設置し、発電収入を得る仕組み。発電収入の一部は水面の使用料として納められるため、土地改良区にとっては新たな財源の確保になる。
府の担当者は「発電収入はため池などの施設の管理費にも充てられる。再生可能エネルギーの普及に加え、農空間の保全にもつながる」と話す。
10月６日には両事業者と府、市の４者で発電事業に係る調印式を行い、事業実施に向けた準備に入る。売電期間は20年間を予定し、15年９月から売電を開始する。
設置場所は岸和田市尾生町４００６（神於山土地改良区内）にある傍示池。設置面積は約１万平方㍍に及び、太陽光パネルの出力規模は１㍋㍗を想定する。推定年間発電量は一般家庭３２０世帯分の消費電力に相当する約１１５万㌔㍗時。
同事業は、土地改良区が管理するため池（水面）の使用許可を発電事業者に与え、発電事業者が太陽光発電設備を水面に設置し、発電収入を得る仕組み。発電収入の一部は水面の使用料として納められるため、土地改良区にとっては新たな財源の確保になる。
府の担当者は「発電収入はため池などの施設の管理費にも充てられる。再生可能エネルギーの普及に加え、農空間の保全にもつながる」と話す。
10月６日には両事業者と府、市の４者で発電事業に係る調印式を行い、事業実施に向けた準備に入る。売電期間は20年間を予定し、15年９月から売電を開始する。
