日本工業経済新聞社(群馬)
2014/10/03
【群馬】後閑公民館を建設
みなかみ町は本年度、後閑公民館の現地建て替えを計画しており、現在作成中の詳細設計が順調に進めば、年度内に条件付き一般競争入札で工事の発注を予定している。建築、電気設備、機械設備、外構のすべてを一括で予定している。現有施設の解体については、先行して実施するか、本体工事に含めるかを検討しているところ。新施設の規模はW造2階建て、延べ床面積約430uを見込む。
後閑公民館は、主要地方道沼田水上線沿いにあり、規模はW造2階建て、延べ床面積468u。新施設は、この施設を解体した跡地へ建設する。規模はW造2階建て、延べ床面積約430uを見込む。
1階には25uの事務所と多目的ホール、50uの和室大会議室のほか、調理場を整備する。2階には、約100uの多目的ホールをメーンに広いスペースのベランダも設ける。このほか、外構では17台分の駐車場を整備する。屋根部には越屋根を設けてドラフト効果による重力換気を促す仕組みを採用する。設計は、勝山工務所(前橋市)が作成している。
工事は、条件付き一般競争入札で年度内の発注を予定しており、参加要件などを現在検討しているところ。本体の建築工事には電気設備、機械設備、外構も含める見通し。
この施設の建て替えは、これまでの点検で老朽化し耐震性が低いことから計画。国土交通省の都市再生整備計画事業交付金を活用して実施する。
当初予算には、設計費と工事費を合わせた1億2000万円を計上している。
なお、この交付金では後閑公民館の建て替えのほか、都市計画道路真政悪戸線の新設を進めており、本年度は用地買収を実施している。