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建通新聞社四国
2014/10/03

【徳島】石井町の浄化槽整備にPFI検討

 石井町は、市町村設置型による浄化槽整備事業にPFI手法の導入を検討しており、現在、可能性調査を進めている。年度末までに調査結果をまとめ、町直営かPFI手法かの方向性を決める。
 公共下水道事業を導入していない同町では、生活排水処理対策を早急に進めるため、単独浄化槽から合併浄化槽への転換を推進している。より早い転換を図るため、事業手法を個人設置型から市町村設置型に移行していくことにした。それに当たり、財政負担の軽減や事業の有効性の確保などの状況を踏まえて最適な実施手法を検討していくことにし、町直営ではなく、民間のノウハウや資金力を活用したPFI手法の導入を考え、可能性調査を進めている。
 今のところ、4000基程度の単独浄化槽の合併浄化槽への転換と維持管理などのPFI事業が見込まれるが、調査結果で得られるVFM(Value For Money)から事業の有効性を判断して最終的に決定する考え。
 調査は日本上下水道設計徳島出張所(徳島市)が担当している。