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北海道建設新聞社
2014/10/03

【北海道】WTO対象の望月寒川放水路トンネルは大成らJVに決まる

 札幌建管は2日、9月19日の入札で保留としていたWTO対象工事の望月寒川広域河川改修放水路トンネルの結果を公表した。入札額(税抜き)60億8000万円で6番札だった大成建設・岩田地崎建設・豊松吉工業共同体が、総合評価で逆転して落札した。
 標準型総合評価で入札。予定価格を超過した1共同体を除く11共同体が評価対象となった。
 大成建設ら共同体は、入札価格が6番目だったものの、技術加算点が52・66点で最高だった。
 最低価格だった前田建設工業・札建工業共同体と、2番札の熊谷組・田中組・西江建設共同体は、積算内訳が道の低入札調査基準を下回ったため、確実性審査で技術加算が減点された。
 同放水路トンネルは、札幌市の南区から豊平区にまたがる延長1893mで計画。工期は2019年10月30日までとなっている。