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福島建設工業新聞社
2014/09/26

【福島】JR東日本/福島駅をエコステ化/太陽光発電など設置/駅舎改修も同時実施

 JR東日本仙台支社は福島駅の「エコステ」化整備に10月着工すると発表した。同時に、東口駅舎改修工事などのリニューアル工事も行う。リニューアル工事は仙建工業が一括請負、8月からホーム屋根塗装工事等に入っており、順次改修工事等を進める。エコステ整備の施工者は未定。27年3月完成を目指す。
 エコステ化は、福島駅に再生可能エネルギー設備を導入し、災害時に一時帰宅困難者を受け入れるなど、防災拠点化を図る。県の再生可能エネルギー導入等による防災拠点支援事業(大規模民間施設支援事業)の補助を受ける。
 整備メニューは@従来型太陽光パネル=三菱電機製、約300平方b。駅東口側NHK脇に設置A軽量型太陽光パネル=フジプレアム製、約1700平方b。新幹線ホームに設置B有機薄膜太陽光電池=倉元製作所製、約20平方b。乗換こ線橋南側窓部に導入C地中熱ヒートポンプ=ゼネラルヒートポンプ工業製(予定)1基。ピボット駐車場内地下約130bに配管埋設DLED=パナソニック製約400灯。新幹線コンコース内E電気自動車充電器=1基。東口広場に設置│など。
 駅リニューアルは、27年のふくしまデスティネーションキャンペーンに合わせ、福島エリア観光拠点駅として施設の改修等を行う。
 東口駅舎の外壁をレンガ調仕上げに改装(約600平方b)、屋根約750平方bを塗装する。在来ホーム上屋も塗装(約4000平方b)により美化、1番線ホームの床面補修も行う。乗換こ線橋は天井・屋根塗装のほか内壁をシート貼りする。