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建通新聞社四国
2014/09/19
【高知】三宝山を観光拠点に、構想策定着手
香南市は、かつて多くの家族連れや観光客でにぎわった三宝山を再度観光拠点とする計画だ。観光拠点化に向けた構想を策定するため、指名型プロポーザルで審査した結果、八洲関西支社（大阪市淀川区）を候補者に特定した。２０１４年度末までに概要をまとめた後、15年度に地権者との協議を進め、工事時期などを決める。
三宝山は、上段部約４７００平方㍍、斜面を含めた下段部で約２万平方㍍の敷地を持つ。かつては、遊園地「三宝スカイパーク」やレストランのほか、西洋城風の建物で知られるシャトー三宝があり、高知県を代表するレジャースポットの一つだった。しかし、１９９７年に遊園地が閉園した後、00年にシャトー三宝、03年にレストランが相次いで閉鎖し、現在は立ち入り禁止となっている。遊園地とレストランはすでに取り壊され、シャトー三宝だけが残っているが、市では、このシャトー三宝を生かし、再度三宝山を観光拠点とする計画を持っている。
市では、観光拠点化構想策定に向け、一次審査として公募型コンペを行った。その結果、応募があった23団体中、５団体を指名し、９月２日に二次審査として企画提案書、提案内容についてのプレゼンテーションを行った。候補者に選んだ八洲の提案は、西洋風の建物をブライダルとして活用し、あとの敷地は公園として整備するもの。今後、構想を策定するなかで、この提案をブラッシュアップし、14年度末に概要をまとめる。
シャトー三宝の規模は、鉄筋コンクリート造２階建て延べ６７８平方㍍。外面を石垣状に配置しており、以前は美術館や四万十川流域のＰＲの場として活用していた。74年建築のため耐震化が必要であり、今後は活用方法に合わせた耐震改修を進めていくことになる。
所在地は野市町大谷。
三宝山は、上段部約４７００平方㍍、斜面を含めた下段部で約２万平方㍍の敷地を持つ。かつては、遊園地「三宝スカイパーク」やレストランのほか、西洋城風の建物で知られるシャトー三宝があり、高知県を代表するレジャースポットの一つだった。しかし、１９９７年に遊園地が閉園した後、00年にシャトー三宝、03年にレストランが相次いで閉鎖し、現在は立ち入り禁止となっている。遊園地とレストランはすでに取り壊され、シャトー三宝だけが残っているが、市では、このシャトー三宝を生かし、再度三宝山を観光拠点とする計画を持っている。
市では、観光拠点化構想策定に向け、一次審査として公募型コンペを行った。その結果、応募があった23団体中、５団体を指名し、９月２日に二次審査として企画提案書、提案内容についてのプレゼンテーションを行った。候補者に選んだ八洲の提案は、西洋風の建物をブライダルとして活用し、あとの敷地は公園として整備するもの。今後、構想を策定するなかで、この提案をブラッシュアップし、14年度末に概要をまとめる。
シャトー三宝の規模は、鉄筋コンクリート造２階建て延べ６７８平方㍍。外面を石垣状に配置しており、以前は美術館や四万十川流域のＰＲの場として活用していた。74年建築のため耐震化が必要であり、今後は活用方法に合わせた耐震改修を進めていくことになる。
所在地は野市町大谷。
