県は5日、9月補正予算案の概要を発表した。一般会計の補正額は152億1900万円で、現計予算との合計は1兆6295億3200万円(前年度同期比2・1%増)となる。補正予算では、2013年度の決算剰余金の2分の1を財政調整基金に積み立てるとともに、圏央道等の開通や東京オリンピック・パラリンピックを契機に地域活性化の取り組みを一層加速化していくため、災害復興・地域再生基金も積み立てる。
一般会計の投資的経費は38億3200万円で、投資的経費のうち普通建設事業費は30億5700万円。内訳は、補助事業が37億9900万円の増額、単独事業が7億4200万円の減額。普通建設事業費の補正後の合計は1313億1400万円で対前年度同期比1・0%増。