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建通新聞社四国
2014/09/02

【高知】設計プロポ受付開始、高知赤十字

 日本赤十字社(東京都港区芝大門1ノ1ノ3)は、8月28日に高知赤十字病院の移転新築に向けた設計・監理業務を公募型プロポーザル方式で公告した。2者による設計共同体により、9月10日まで参加表明書を受け付ける。プロポーザルの提出期間は10月3日から17日までで、10月下旬から11月中旬までの1日でヒアリングを行い、11月下旬に設計者を決める予定。
 代表構成員の参加資格は、日赤本社、日赤高知県支部または高知赤十字病院の設計・測量の「建築設計・監理」でA等級の認定を受け、2004年度以降に国内で新築業務として竣工、または工事中の許可病床300床以上、かつ免震構造の病院の建築設計監理業務の主契約者であることなど。第2構成員は、高知県内に本社・本店を有し、「建築設計・監理」の認定を受け、設計・工事監理業務を10年以上継続し、かつ一級建築士2人以上有することなど。
 想定規模は、病院本館が鉄筋コンクリート造8階建ての免震構造で、延べ2万6900平方b。病床数402床。備蓄倉庫・保育所などの別棟が同造2階建ての耐震構造で、延べ1000平方b。300台収容の立体駐車場が鉄骨造の自走式2層3段の耐震構造で、延べ5200平方b。
 設計期間は12月から17年3月までを予定。引き続き工事監理も委託する。工事は16年度下半期に公告する予定で、17年4月から19年3月までの工期で進める。19年度の開院を目指す。
 建設地は、高知市秦南町1ノ4のイオンモール高知東側の敷地約2万9000平方b。高知市新本町にある現在の病院は、施設の老朽化や狭あい化のほか、南海トラフ地震により約2bの津波浸水予測が出ていることなどから移転新築する。
 基本構想と基本計画策定は、日本経営エスディサポート(大阪府豊中市)が担当。