日本工業経済新聞社(茨城)
2014/08/27
【茨城】県9月補正予算案で公共事業費に86億円
県は本年度9月補正予算案を明らかにした。特別会計を含め一般会計に106億3900万円を追加。そのうち公共事業には86億3600万円を計上。圏央道や東関道など直轄事業をメーンに、国道293号(常陸太田市)や里根神岡上線(北茨城市)など21カ所の道路改良、茨城港日立港区の泊地浚渫や鹿島港の防砂堤整備に予算を配分した。国体関連では、笠松、堀原運動公園の改修に向けた実施設計費を計上。特別会計では水深12m岸壁(茨城港常陸那珂港区)の前倒しに伴う県施工分や、新石炭灰処分場の建設に伴う施工ヤードの地盤改良工事を前倒しで進めるため予算を配分している。