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建通新聞社(神奈川)
2014/08/22

【神奈川】神奈川県 防災・情報研究所に委託 新たな地震被害想定調査を開始

 神奈川県は、新たな地震被害想定調査を防災・情報研究所(東京都中央区)に委託した。委託金額は4934万9750万円。想定し得る各種地震に関して、県独自の被害想定を行う。
 調査地域は、神奈川県全域。異なる季節、時刻、風速を3ケース程度を設定して、被害量の算出する。被害予測は、基本的に250b×250bのメッシュと市区町村単位で行う。
 調査地域は、神奈川県全域。異なる季節、時刻、風速を3ケース程度を設定して、被害量の算出する。被害予測は、基本的に250b×250bのメッシュと市区町村単位で行う。
 社会的災害調査として、@建物被害予測A火災被害予測Bライフライン被害・支障予測C交通被害予測D人的被害予測E経済被害予測−を実施。
 別途、重要施設の被害予測では、災害対策本部施設、災害対策拠点(地域保健福祉事務所等)、警察・消防等活動拠点施設(警察署、消防署等)、医療活動拠点施設(災害拠点病院等)、避難所となる施設(学校等)−が機能支障を受けた場合、災害対策活動の実施にどの程度影響するかも予測する。
 調査結果は随時「神奈川県地震被害想定調査委員会」に示す。県はこれを基に、新たな地震被害想定や対策をまとめる方針だ。