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建通新聞社(岡山)
2014/08/22

【岡山】地元産材で木造の新役場庁舎を 西粟倉村 

 西粟倉村は、影石地内の基幹集落センター、子ども館、役場庁舎の老朽化と耐震強度不足を解消するため、2019年4月の開設を目標に新庁舎などを含む施設の建設を計画している。
 新施設は、地元木材を使用した木造施設を想定。建設場所は未定だが、各施設は出来るだけ機能集約させる方向で1カ所に建設する考え。14年度内に策定する基本計画では、事業全体をコーディネートする木材コーディネーターなどを選出し、百年の森林構想に基づいて、100%村内の林業・木材産業と建設業者による建設を目指した工程案を策定する予定。
 主なスケジュールは、14年度に基本計画を策定するため、現在、上半期中の契約に向けて外注先を選定中のほか、15年度に基本設計、16年度に実施設計を外注する。併せて、地元木材調達の可能性を探っていく。
 現施設の規模は、基幹集落センター等が鉄筋コンクリート造2階建て延べ600平方b+大ホール・同造平屋347平方b、子ども館が鉄筋コンクリート造一部鉄骨造2階建て延べ360平方b、庁舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ872平方b。これらの施設は解体撤去する方針。