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建通新聞社(神奈川)
2014/08/12

【神奈川】川崎市本庁舎等建替基本計画検討委員会 建物計画など次回以降本格検討

 川崎市は7日、「川崎市本庁舎等建替基本計画検討委員会」(委員長・大西隆豊橋技術科学大学学長)の初会合を開き、新庁舎の基本目標や必要な機能・施設などについて議論した。同委員会では2014年度、10月と1月に会議を開き、周辺環境との関係、建物計画、オフィスレイアウトや構造計画などについて検討する。
 川崎市はことし3月に「川崎市本庁舎・第2庁舎耐震対策基本構想」を策定し、現庁舎敷地で建て替える方針を決定している。基本計画は2年間を掛けて検討し、新庁舎に求められる機能と役割、規模、施設配置、整備手法などを定めることになっている。7日の初会合では、今後の検討スケジュールやこれまでの検討の経緯、市民アンケートの結果などが報告された。
 委員からは「シンボル的なプロジェクトになる」「40〜50年使われることを考える必要がある」「あらゆる機能を集約していく機会にしてほしい」といった意見が出された。
 10月30日に予定している第2回会議では、建物の配棟計画や規模計画、駐車場の在り方、その配置や規模などについて複数案が示される予定。
 基本計画策定業務は久米設計(川崎市川崎区)が担当。