建通新聞社四国
2014/08/12
【高知】ゆずの宿改築で設計プロポ受付開始
北川村は、北川村温泉ゆずの宿を改修・改築するため、耐震診断・基本設計を公募型プロポーザル方式で選定する。申し込み受け付けは8月22日まで。9月上旬に審査委員会を行った後、同8日に審査結果を通知する予定。
今後は、11月28日の納期で基本設計を進め、引き続き12月中に実施設計を委託する予定。工事は解体、外構などを一括し2015年4月ごろに発注する。
業務内容は、宿泊施設のある本館(鉄筋コンクリート造2階一部3階建て延べ638平方b)の耐震診断と、本館および浴場棟(鉄骨造平屋352平方b)の改修と改築に向けた基本設計。応募資格要件は、北川村の入札参加資格を有する設計など業務の登録事業者で、過去15年以内に高知県内のホテルや旅館の新築、増築、改修の設計担当実績などが必要。
現施設は、本館が1975年建設、浴場棟が77年建設で老朽化が進んでおり、耐震化もされていない。そのため、本館では鉄筋コンクリートの躯体だけを残し柱の補強などの耐震化と内外装の改修を実施、浴場棟は解体し跡地に本館同様の宿泊施設を建築する。
所在地は小島121。