日本工業経済新聞社(山梨)
2014/08/09
【山梨】山梨市駅南整備でコンセプトなどアンケート調査
山梨市は、本年度から本格的に取り組む山梨駅南地域市街地整備および駅南北自由通路整備事業についてのアンケート調査を開始した。事業を進めるうえでのコンセプトづくりが狙いで、年内における方向性を見定めるために市民や駅利用者の意見を吸い上げる。
同事業については今月中ごろまでには事業認可となる見通しで、本格実施に向けて一歩前進する。アンケートは、市内在住の2000人へ用紙を送付するほか、ホームページからダウンロードしてのメールによる返信、本庁舎や支所、駅などに設置したBOXへの投函により回答を待つ。担当課では40%程度の回収率を期待している。
ホームページには、山梨駅の北側および南側の現状や自由通路や橋上駅舎、エレベータやエスカレーターの位置が示されたイメージ図が説明資料として添えられており、調査内容としては、回答者自身について(年代、性別、住まい等)のほか、駅の利用頻度、南口・南北自由通路整備方針や景観についての設問が用意されている。コンセプトにつながる北口との整合性、求めるイメージ、モチーフ、色、標語などのイメージ的なものや、具体的な必要と思われる設備の選択肢も挙げられている。
アンケートの締切は今月18日(必着)で、結果についてはホームページなどで公表する予定。