日本工業経済新聞社(山梨)
2014/08/08
【山梨】県中北建設仲新居工区 年内までに詳細設計
県中北建設事務所都市整備課は、「田富町敷島線(仲新居工区)」の整備を計画。年内にも詳細設計を発注する。同工区はL440m、W16m(両側歩道含む)。供用すれば県道甲斐中央線の渋滞緩和に一定の効果が見込めるという。
県の公共事業事前評価調書では、本年度に設計、来年度から用地補償、2018年度から道路改良および電線共同工事を実施する予定。総事業費は約16億5000万円としている。
このほか、同工区以外で整備を計画しているのは、富竹工区L1393mと大下条工区L550m。
富竹工区のうち、T期間L575mでは用地買収を進め、またU期間ではL818mで地元と協議を行う。
大下条工区では、T期間L375mではおおむね工事が終わっているが、一部で用地買収を残す。U期間L175mでは用地買収を進める。
中下条U期工区L505mもあるが、事業化されていない。
同線は甲斐市を南北に縦貫する延長約8・9qの道路で、甲府都市圏域の幹線道路ネットワークの一部を構成する。甲斐市役所や市立竜王小、竜王中などが沿線に並ぶ県道甲斐中央線の代替道路として注目される事業。周辺の渋滞緩和や国道20号をはさみ南北地域のアクセス向上が期待できる。