関東地方整備局が先月31日に開催した2014年度第2回事業評価監視委員会で、本県の国道51号成田拡幅の再評価が行われ、事業継続が妥当とされた。事業区間は成田市飯仲〜同市東金山の5・8q。残事業は起点側の0・2qと終点側の1・0qで、今後、同区間の整備を進め、18年度の事業完了を目指す。全体事業費240億円のうち、残事業費は31億9300万円を見込む。
前回(11年度)の再評価から3年を経過したため、再評価の対象となった。事業全体の費用対効果は総費用732億円に対し総便益1069億円で、費用便益比1・5。経済的内部収益率も4・7%を確保し、事業の効果が認められた。