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建通新聞社四国
2014/08/01

【香川】鹿島道路と勝和建設を優秀企業に認定

 国土交通省四国地方整備局は7月30日、2014年度工事成績ランキングを公表し、その結果を基に土木工事で工事成績評定の平均点が特に優秀だった鹿島道路(東京都文京区、平均評価点79点)と勝和建設(香川県綾川町、平均評価点79点)の2社を「工事成績優秀企業」として局長認定を行った。30日に同局企画部長室で認定授与式が行われた(写真)。
 局が12年度と13年度(12年4月1日〜14年3月31日)に完成した直轄土木工事(3件以上、営繕部発注除く)の工事成績評定の結果を基に、受注企業の工事成績評定の平均点を算出し工事成績評定結果のランキングを作成。工事成績評定の透明性確保と民間事業者の技術力のより一層の向上を目的に、06年度に認定制度が創設され四国地方整備局では07年度から導入。13年度までに延べ18社が工事成績優秀企業に認定されている。
 土木工事の対象は21工種のうち一般土木、アスファルト舗装、鋼橋上部工など10工種、港湾関係土木工事は契約業者取扱要領に規定された港等土木工事、港湾土木工事など5工種が対象。
 工事成績優秀企業は土木工事で工事成績評定の平均点が特に優秀であった企業を認定。同企業が工事受注の際に中間技術検査の減免などの措置が受けられる。
 認定式で、石井一生企画部長は東南海南海地震が目前に迫る中、「地域の復旧・復興など建設業の働きが重要。認定企業においては工事成績優秀企業としての誇りと、優秀な技術力を今後も存分に発揮し地域建設業のお手本となってほしい」と祝辞を述べた。