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日本工業経済新聞社(山梨)
2014/07/31

【山梨】甲府市中心市街地 再生事業案を募集

 中心市街地ストリート再生事業実行委員会の戸田達昭実行委員長(やまなしの翼プロジェクト代表)は8月1日から、「まちの魅力向上リノベーション(遊休不動産活用・景観整備)」「賑わいの創出エンターテイメント(通りの賑わい創出)」「情報発信プロモーション(情報発信活動)」など、3部門別に事業案を募集する。
 対象となるエリアは、甲府市中心市街地活性化基本計画区域内。入賞し実施する事業案には、中心市街地ストリート再生事業実行委員会から最大で200万円を助成する。
 応募資格は、個人もしくは団体で、提案した事業を的確に遂行できる団体などが対象で、住所要件は問わない。
 今後、8月6日に事業説明会、9月上旬に第1次審査会、9月13日に第2時審査会(公開プレゼン)、来年3月31日までに事業の完了を予定する。
 主な助成対象経費として、委託費や店舗など賃借料、会場借上料、機器借上および借損料、内装及び設備工事費などが含まれている。
 中心市街地ストリート再生事業は、商店街と行政、経済三団体が間に立ち、相互理解の促進を図るとともに、中心街のやるきを顕在化させ、実質的な活動に結び付けるもの。7月14日には商工課を事務局とし、同実行委員会を発足させている。
 3部門の事業概要は次のとおり。
 ◆まちの魅力向上リノベーション
 @遊休不動産活用事業=遊休不動産を活用したリノベーションプランの作成、コンテンツの導入、不動産オーナーと起業家など事業オーナーとのマッチングなど、中心市街地におけるリノベーションの普及啓発と対象物件の事業化を図る。
 A景観整備事業=集客にも効果のあるまちづくりとしての景観を整備するため、エリアの歴史や概観、概要などを調査し、エリアごとのコンセプトに合った街並みを造る。
 ◆賑わいの創出エンターテイメント
 ・通りの賑わい創出事業=新規性や話題性などを有したイベントの企画開催および効果的な賑わい創出と利便性向上を図るため、実施者に各種申請の手続き支援や類似イベントのコーディネートを行う。
 ◆情報発信プロモーション
 ・各種情報媒体によりリアルタイムに発信するとともに、各種メディアを活用してプロモーション活動を展開する。