建通新聞社四国
2014/07/29
【徳島】日建設計で開始、徳島赤十字病院
日本赤十字社徳島赤十字病院(小松島市小松島町字井利ノ口103、日浅芳一院長)は、同病院施設整備事業(増築・改修工事)を計画しており、設計者をこのほど日建設計大阪事務所(大阪市中央区)に決めた。2015年10月の業務完了を見込み、9月にも設計を開始する。順調なら同年11月の着工と17年9月末の完成を目指していく。
増築する新棟の計画規模は鉄骨または鉄筋コンクリート造5階建て延べ約1万平方b。病床の移動や施設の細かい内容については今後具体化させるが、日帰り手術センターを設置するためのリカバリーベッドなども新棟に整備する計画。一方、改修は病院棟と複合棟を対象に間仕切り改修など内装を中心に整備する。改修面積は病院棟が延べ約2万9000平方bのうちの約2000平方b程度、複合棟が延べ約6000平方bのうちの約50平方b程度としている。
今後、設計を進めていく中で整備内容やスケジュールの変更なども考えられる。発注に関しては今のところ本社での一般競争入札により、15年10月中には施工者を決める見通し。