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建通新聞社(神奈川)
2014/07/28

【神奈川】ツインシティ大神地区 アセス事前手続き完了近づく 県が審査作成

 神奈川県環境影響評価委員会(会長・益永茂樹横浜国立大学大学院教授)は、「ツインシティ大神地区土地区画整理事業に係る環境影響予測評価書案」についての審査結果を9日付で県知事に答申。県はこれを基に環境影響評価審査書を作成し、25日に事業者の平塚市に送付した。今後、平塚市は審査書を反映した予測評価書を作成し県に提出。これにより、着手前の環境影響評価手続きを終える。
 事業地区は、平塚市大神二の堰など約68・8f。JR平塚駅から北に約7`に位置する。現在は市街化調整区域だが、市街化区域への編入を予定。地権者は352人。
 審査書では委員会の答申に基づき、「環境に十分配慮し、住民の理解を得ること」を求めた。
 個別には、@大気汚染は、現状レベルをできるだけ悪化させないという観点で評価するA植物の種子の発芽・定着率を高める工夫B広い行動圏を持つ種に関しては、生態系ユニット間の関係性も予測−を求めた。

※14年度内組合設立

 平塚市は2014年度内の組合設立を目指している。ツインシティ大神地区土地区画整理組合設立準備会(福田文雄会長)が地権者の合意形成に当たっているが、まだ、土地区画整理法が組合設立要件する地権者・土地面積とも「3分の2以上の同意」に届いてはいないもようだ。