日本工業経済新聞社(茨城)
2014/07/24
【茨城】高萩市の秋山小北側校舎改築工事は8月初旬に公告
高萩市教育総務課は、市立秋山小学校(島名2161−1)北側校舎改築工事と、児童クラブ整備事業を本年度から進めていく。改築工事は8月初旬にも一括で一般競争公告する予定。9月市議会で契約案件を審議した後、10月から本格着手する予定。工事は本年度から2カ年で整備を進め、2015年8月中の完成を目指す。
これは、同小学校北側に配置している校舎について、経年に伴う老朽化が進んでおり、教育環境の改善を図る目的から改築工事を施すもの。この改築にあわせて、建物内部に児童クラブも整備していく。
建設場所は、北側校舎(1960年建設)を解体後の土地を利用し整備する。
改築する校舎の概要は、RC造一部W造2階建てで、延べ762u。建物内部の1階部分には児童クラブ(延べ153・6u)を配置し2教室分のフロアを整備する。このほか、空きスペースには、職員と来客用の自動車専用駐車場28台分を確保する。2階部分には普通教室(延べ608・6u)を4部屋分確保するほか、オープンスペース、男女用トイレを整備する。
改築工事に伴う実施設計業務については、渇。須賀満夫建築設計事務所(水戸市)が手掛けた。
なお、事業費には本年度当初予算で小学校改築費に2カ年継続費総額1億6493万4000円(14年度=6597万4000円、15年度=9896万円)、児童クラブ施設整備費に2カ年継続費総額3967万2000円(14年度=1586万9000円、15年度=2380万9000円)を計上している。