建通新聞社(神奈川)
2014/07/23
【神奈川】海老名−静岡県境間早期設備などを決議 圏央道・新東名等整備促進大会
圏央道・新東名等整備促進大会が23日に、横浜市内で開催された。新東名の海老名−静岡県境間の早期整備などを内容とする大会決議を決定。今後、国会議員や国土交通省などに要望活動する。
主催者を代表し、黒岩祐治神奈川県知事は、「圏央道新区間の開通式に参加した。つながるべき道路はつながらなくてはならないという思いを新たにした。県内三つの特区を生かすためには道路が必要だ」とあいさつした。
大会では服部信明茅ケ崎市長が、さがみ縦貫道の早期全線開通などについて意見発表。中日本高速道路が新東名の事業進捗状況などを説明した。
大会決議の概要は次の通り。
【2020年東京五輪の開催に向けての整備促進】
▽新東名・海老名−静岡県境▽横浜湘南道路(圏央道)、高速横浜環状南線(圏央道)▽高速横浜環状北線・北西線▽厚木秦野道路(国道246号バイパス)
【県土の骨格となる道路の整備促進】
▽さがみ縦貫道路(圏央道)の全線開通▽川崎縦貫道路T期、大師ジャンクションの機能強化▽第三京浜道路の東京側有効活用▽新湘南バイパスU期(国道1号)▽小田原箱根道路(国道1号)▽国道357号(川崎市浮島〜横須賀市夏島町)
【計画の具体化】
▽新東名・東京−海老名間▽横浜環状道路西側区間▽川崎縦貫道路U期(国道15号〜東名)▽厚木秦野道路の未事業化区間▽西湘バイパスの延伸▽国道357号未事業化区間
【その他】
▽東名・大和トンネル付近渋滞対策促進、町田立体の早期開通▽計画中のスマートインターチェンジ事業化▽「道の駅」整備促進