建通新聞社
2014/07/23
【大阪】近大が400億投じキャンパス大規模整備
近畿大学は、約400億円を投じ、東大阪キャンパス(東大阪市)の大規模整備を行うと発表した。年内にはT期工事となる法学部、外国語・国際系学部の新棟や図書館、大学のシンボルとなるタワー棟などに着工する。施工者は決まっていない。
計画では、T期工事として昨年9月に着工した文芸学部新棟(施工は鴻池組、14年9月完成)をはじめ、いずれも年内に着工する法学部新棟、外国語・国際系学部新棟、図書館棟とインターナショナルフィールド(タワー棟)、ナレッジフィールド、オープン・キャリアフィールド、アメニティフィールドの四つの建物で構成する新たな学術拠点を建設。2017年9月に着手するU期工事で実験・実習棟、語学棟、食堂を建設する。全体の完成は20年3月となる。
今回の整備は、プロジェクト全体のスーパーバイザーとして招く編集工学研究所の松岡正剛所長と協働し、「近大は近大を超える!『超近大プロジェクト』」として進める。25年に迎える大学創立100周年を見据え、日本屈指の教育・研究環境を誇るキャンパスを目指す。