建通新聞社
2014/07/18
【大阪】エキスポランド跡地複合施設開発が着工
吹田市のエキスポランド跡地で計画されている大型複合施設が7月17日、着工した。事業主の三井不動産(東京都中央区日本橋室町2ノ1ノ1)は、延べ床面積約22万平方bの大型エンターテインメント・ショッピング複合施設として、2015年秋の開業を目指す。設計は竹中工務店、施工は竹中工務店・竹中土木JVが担当する。
事業名称は(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業。施設の規模は鉄骨造1〜3階建て(一部地下1〜2階建て)延べ約22万3000平方b。うち、店舗面積は約8万8000平方bで、約300のエンターテインメント施設や店舗を誘致する。
主な施設は▽海遊館が手掛ける水族館▽日本最大級の大型観覧車▽人気キャラクターをテーマにした体験型の日本初の「エデュテイメント(教育)」施設▽大自然を五感で体感する映像施設や日本最大級の超大型スクリーンを備えたシネマコンプレックス―などを設ける。ショッピングゾーンには話題性の高いファッションや雑貨、世界各国から地元大阪までの食などの店舗をそろえる。
駐車場は鉄骨造3階建ての立体駐車場を3棟建設し、収容台数約4100台を確保する。
建設地は万博記念公園南側の吹田市千里万博公園23ノ17他の敷地約17万2000平方b。大阪モノレールの万博記念公園駅から徒歩約2分に位置する。
17日に現地で行われた起工式では、三井不動産の山代裕彦常務執行役員関西支社長、竹中工務店の難波正人取締役専務執行役員らが起工行事を行い、工事の安全を祈願した。