日本工業経済新聞社(埼玉)
2014/07/18
【埼玉】新都心8−1A現場で暴力団排除協議会設置
さいたま新都心第8−1A街区医療拠点整備事業暴力排除連絡協議会は15日、小児医療センター新病院建設工事事務所で、発足式を執り行った。工事関係者、警察本部、県契約局、県病院局の関係者ら総勢約40人が参加した。
前田春紀協議会会長(清水建設埼玉営業所統括工事長)は「公共工事に暴力団を参入させては、貴重な血税を暴力団の資金源とさせてしまうことになる。業界は、スクラムを組んで今工事において協議会を発足させ、排除に向けて推進する」とあいさつした。
続いて、顧問の大宮警察署・石井正則署長が登壇。石井署長は「工事関係者の皆様と下請け企業の皆様がこうして協議会を発足させたことは、条例に沿った立派な動きです。私どもも全力で支援して参ります」と述べた。
最後に、大成・田中JVの岡崎秀樹作業所長(同協議会副会長)が暴力団排除宣言を行い、閉会した。