日本工業経済新聞社(埼玉)
2014/07/14
【埼玉】埼玉県電業協会が技術講習会を開催
県電業協会は7日、建産連研修センターで「自主検査と現場試験のポイント」をテーマに今年度第1回目の技術講習会を開催した。電気事業法改定に伴い、電気工作物の使用前自主検査と現場試験がいっそう重要となっていることから今回のテーマとなった。同テーマについては技術者の関心も高く、会員以外にも自治体技術者らが多数参加し、会場は満席になった。
開会に先立って、島村会長があいさつに立ち「会員の技術向上に伴う成果品の品質向上が、会員と非会員の差別化に繋がる。電気工事のことは当協会会員に任せておけば大丈夫と言われるよう、非会員との差を広げるため、ひいては会社のため皆さんのために勉強してほしい。今後も皆さんの希望に沿う電気技術の向上に資するようなテーマの講習会を催していく」と述べ、技術向上の重要性を訴えた。
講習は関電工の川田勉氏が電気設備の自主検査について、続いて同社の三枝晃氏が電気設備工事の測定と試験についてそれぞれ現場に即した内容の講演を行った。